次回作クラウドファンディング


趣意書『新しい映画の道を、ともに作り、歩む』

映画工房 春組へのご参加および製作支援プロジェクト!

初監督作品『かぞくへ』が、国内外の映画祭で高く評価された春本雄二郎監督による次回作『由宇子の天秤(仮)』を多くの人に届けるための製作・宣伝配給費、またそれを支えるための無料上映キャンペーン費を募ります!

工房メンバー

225

年間で予定される基金総額

1,891,496 円

目標工房メンバー数 1000 人

目標年間基金総額 10,000,000 円

ファンディング開始時期 2018年 8月 22日

現在目標達成率   18.9%


月額

500 円のご支援

・Facebook『映画工房春組 』監督日誌&作戦会議

・最新作試写会に参加(地域・日時は随時)

・最新作特別劇場鑑賞券①枚

・最新作パンフレットにお名前をクレジット


👤  現在 134 人が応援しています。

月額

1000 円のご支援

・Facebook『映画工房春組 』監督日誌&作戦会議

・最新作試写会に参加(地域・日時は随時)

・最新作特別劇場鑑賞券①枚

・イベントに参加(トークイベント、上映会、

 ワークショップなど)

・最新作DVD①枚(サイン可能)

・最新作パンフレット①部(サイン可能)

・最新作パンフレットにお名前をクレジット


👤  現在 91 人が応援しています。


◼︎はじめに

趣意書を、お読みくださるみなさまへ、

自己紹介させていただきます。

春本雄二郎と申します。映画監督をしております。


本年、初監督長編映画『かぞくへ』が2月に劇場公開され、

現在全国12館、単館で一日一回の上映ながら、現在約5000人を動員いたしました。


しかしながら、その上映地域は、関東、中部、関西の主要都市が殆どで、

中国、四国、九州、沖縄、北陸、東北は、未だ公開に至っておりません。


映画は、人に届いて、初めて映画として完結します。


しかし劇場側が上映を決めてくれなければ、映画はその地方には届きません

配信やDVDレンタルというツールが存在しますが、

僕はそれをいいとは思っていません。


やはり映画は、劇場という最上の環境で、多くの人と一緒に観ていただくのが理想だと考えています。


では、劇場で、上映されないならば、どうするか?

何が作品にとって、そして、作品を待ち望んでいる地方のみなさまにとってベストなのか?


これからお話しするのは、

「新しい映画の道について」と、

「その道づくりを、この趣意書をお読みくださっているみなさまにも

共に歩んでいただきたい、という切なる願い」です。


どうか最後までお付き合いください。


春本雄二郎

◼︎「映画工房 春組」の立ち上げ

かぞくへを未上映の地域にお届けするためにはどうすれば良いか。


そこで、僕は、「映画工房 春組」という団体を立ち上げました

その中には、映画を製作する部署、演じる部署、宣伝配給する部署のほかに、

いままでにない部署を作りました

(※どの部署にも属さず、ただ見守っていただくだけでも全く構いません)


それは『上映部』です。


これは、春本組が製作した映画を、様々な場所で、『無料で』上映するキャンペーンをする部署です。


部署というとむずかしく聞こえるかもしれませんが、


5人以上参加者を集めてもらった方に、作品DVDをお送りして、

自分たちが上映したい場所で、一緒に見たい方々と、好きな時に上映していただく。

(ときには、上映部自身が、上映会を開催することも。)


ただこれだけです。


作品の『使用料は一切いただきません』。


単館作品を上映する映画館が近くにない方々、

映画館に行きたくても、様々な事情で行けない方、

地域やお店や施設のイベントで映画を上映したい方、


様々なシチュエーションで映画をご利用していただくためです。


映画には、作品を鑑賞するだけでなく、様々な可能性があると思います。

映画を通して、人と人、地域と地域がつながることで、心や社会が豊かになれば、

これ以上に素晴らしいことはないと思います。


そして、作品は、みなさまの記憶の中に、共同体験として生き続ける。


これが、作品を待ち望んでいる地方のみなさまにとって、

作品にとっての、最上の選択だと考えております。

◼︎なぜ無料でできるのか

『どうして作品使用料が無料なのか?』


みなさん疑問にもたれると思います。


答えは簡単で、『かぞくへ』は全額、春本の個人出資で作られたからです。


なので、使用料をいくらにするか、全て自分の裁量で決められるのです。

これが、企業のお金が少しでも入るとそうは行きません。


『無料で上映させるなんてとんでもない』

『DVDレンタルや配信を初めて、少しでも利益をあげよう』

と言って来ます。


僕は、これが、現在、『小さな映画が人に届いていない最大の要因』だと思っています。

レンタルの棚や、配信の枠に並んだら、その時点で映画は『死にます』

特に、小さな作品や無名の監督作品は一瞬で『死ぬ』(=埋もれる)。

無限に増え続ける作品の中から、見つけ出される可能性は限りなく『0』に等しくなっていく。


映画が生き続けられるのは、人の手から手へ、口から口へ、伝えられる時のみです。


だから、僕はやろうとしていた配信もDVD化も、すべて断りました。


僕は自分の生み落とした映画を、生き続けさせたい、と思います。

◼︎次回作以降も無料でお届けするには

先ほどもお話ししましたが、かぞくへは春本一人の出資で作られました。


ですので、無料キャンペーンに踏み切ることができました


しかし、現在準備中の次回作は、まだ資本が集まっておりません


この資本が、『春本組』単独の出資にならないと

次回作の無料キャンペーンを実施することがかなり困難になります。


次回作も、映画が届かない地域のみなさまに、無料でお届けしたいと願っています。


しかしここで一点、大きなハードルがあります。

『製作費』です。

◼︎お客様からのご寄付が、そのまま作り手に届く

映画を作る上で無視できない『製作費』のお話をします


初監督作、かぞくへは、100万円以下という超低予算で製作されました

プロのスタッフやキャストは全員ボランティアで参加してくださり、

美術やロケ地も最大の工夫をして限りなく出費を抑えたからできました。


しかし、次回作は、参加してくれるスタッフやキャストが少なくとも、

生活できる水準の人件費を支払いたいと思っております。

また、美術やロケ地もなるべく妥協しないですむ方法を考えたいと思っています。


人件費や機材費、美術費、ロケ地費をまとめると、

どれだけ小規模の作品でも1000万円はかかってしまいます。

(かぞくへの100万円以下がどれだけ奇跡的かわかると思います)


そうなると、個人では到底まかなえません


そこで、みなさまにお願い申し上げます。

このキャンペーンに賛同してもいいと思ってくださったみなさま、

すでにかぞくへをご覧いただき、春本組の次回作をご期待くださっているみなさま、

どうか、「映画工房 春組」の一員になっていただけないでしょうか?


みなさまからご寄付いただいた基金を、映画製作費、宣伝配給費に使用させて

いただきたく、お願い申し上げます。

(まだかぞくへをご覧になっておられない方は、ぜひ無料上映会をご利用いただき

春本組の作品を応援するに足るかどうかジャッジをしてください)


ここで、表題の『お客様からのご寄付がそのまま製作費に繋がる』に戻ります


これは、これだけ聞けば当たり前のことのように思いますが、

今、これが、日本映画界では、全然そうはなっていません。


どれだけ映画がヒットしても、作り手(監督やスタッフ、キャスト)には戻って来ません

ではどこに戻っているのか。それは『出資した企業』に戻っているのです。


なので、監督が、次回作を撮りたい、と、思っても、簡単にはいきません

また一から、出資してくれる企業に企画を売込まなければならないのです。


企画を生み出したり、取材したり、脚本を書いている間は、もちろん収入はありません。

脚本を売り込んでいる時も、ありません。


実は、この企画開発、脚本執筆の時期こそが一番資金が必要なのです。


少なくない数の映画監督が、次回作を撮るまでの間、家賃が払えなかったり、携帯電話を止められたり、

いかに食いつなぐか、という死活問題に直面しているのです。


僕は、『作品を望む人々と、作り手が、じかにつながる道』こそがあるべき姿だと思っています。

◼︎ご参加くださるみなさまへのリターン

「映画工房 春組」にご参加くださったみなさまには、


①現在製作準備中の次回作の情報や、春組で企画するさまざまなキャンペーンの情報

春本の日々の気づきやアイデアの投稿を、お届けいたします。


②つぎに、工房内の投稿で、キャンペーンなどの作戦会議にご参加いただくことができます。


③また、最新作が完成する際には、試写会にご招待、また、劇場鑑賞券をもれなくお配りいたします。


④さらに会員のコースによっては、オフ会や上映会、撮影現場、オーディションやワークショップに

ご参加いただけたり、もれなく最新作のパンフレットとDVDをお配りいたします。


地方にいらっしゃる方でも、ご満足いただけるようなコース内容となるよう工夫いたしました。

◼︎次回作『由宇子の天秤(仮)』の製作について

本作『由宇子の天秤(仮)』は、前作『かぞくへ』の執筆よりも以前、2014年の春に脚本はできていました


しかし、取り扱う題材の深さや、設定の難しさから、撮影には時期尚早と判断し、

脚本の改稿を繰り返しながら、作品のテーマ、構成、感情の表現に磨きをかけてきました。


そして、改稿すること7回、誰に見せても恥ずかしくない、骨太な脚本に仕上がったと自負しております。


スタッフは『かぞくへ』のメインチームをそのままに、キャストも何人かが出演を予定しております。

現場、第一線で活躍するプロのスタッフが高いクオリティをお約束します。


あとは製作資金が集まれば、キャスティング、ロケハンと具体的な製作に動き出せる状態です。


◼︎次回作『由宇子の天秤(仮)』イントロダクション

 だったら背負いなよ。私と一緒に。

一人のドキュメンタリーディレクターが向き合う真実と現実。

その狭間で激しく揺れる心理を生々しくえぐり出し、問う。

「あなたなら、どちらかを選べるか?」

◼︎想定されるリスクとチャレンジ

想定されるリスクは、最新作の完成時期が、延期される可能性があることです。


これは、『作品の製作費を基金から全額出資する』ため、

会員数の状況で、必要な製作費に基金が達するまで時間がかかってしまう可能性があるからです。


その対策として、春組では最新作に必要な製作費を掲げ、現状の基金の状況を節目節目で明確にし、

製作開始時期をその都度更新していくことで、会員のみなさまに透明性と信頼を保持できるよう努めてまいります


(2018.09.04更新)

追記事項

最新作の完成が遅れることは、ご支援いただいているみなさまにも、また春本組の表現の継続のためにも、

一番避けたいことです。

もし、基金の積立が遅れている状況で、製作開始時期が見通せない場合に、製作資金を出資してくれる団体が

出てきた場合春本組の最大の理念である、地方に映画を届けるということを尊重してもらえるのであれば

単独出資という形にこだわらず、製作を最優先で考えてまいりたいと思います。

どうぞご理解とご了承のほど、宜しくお願い申し上げます。


◼︎春組が大切にしていること

僕が映画を作る上で、一番重要視しているのは、

観ている人が、ちゃんと感情移入できるかどうか、です。


もちろん、メッセージを伝えることも、同じくらい大切、と考えています。

しかし、メッセージが伝わるのは、観客がちゃんと映画に入り込めているのが前提です。


インディペンデント映画に見られがちな、自分のメッセージにとらわれ過ぎて、

お客さんを置いてけぼりにするような映画は無意味だと考えています。


お金をいただいて映画を作る以上、

心を動かし、そして、メッセージも受け取っていただく


これが、春組の映画づくりにおける信念です。

春本雄二郎 Profile

1978年生まれ。兵庫県神戸市出身。日本大学芸術学部映画学科卒業。初監督長編映画『かぞくへ』は、第29回東京国際映画祭に公式出品され、第23回フランス・ヴズール国際アジア映画祭では、NETPAC賞(最優秀アジア映画賞)を含む3冠受賞。そのほかドイツ、オランダ、韓国の映画祭でも上映されている。日本では全国12館の劇場で公開されている。現在、次回作『由宇子の天秤(仮)』を製作準備中。

◼︎最後に

ここまでお読みいただき、誠にありがとうございます。

「映画工房 春組」を通して、作品を応援してくださる方や、私たちの挑戦に賛同してくださる方が

いらっしゃれば、大変嬉しく思います。

春本のオリジナリティが詰まった作品が、できるだけ多くの方に届くようにと願いながら、

本工房のプロジェクトを進めていきます。ご支援のほど、どうぞ宜しくお願い申し上げます。


春本雄二郎